【ワンオペ タイ】の計画&準備編に続き、こちらの投稿では、クラビでの観光スポットやグルメ、旅のトラブルをご紹介します!
・クラビの観光について知りたい方
・クラビのグルメについて知りたい方
・子連れ旅に踏み出せない方
3年半ぶりの海外旅行へ!

2023年の夏、コロナ明け初のワンオペ海外に挑戦!
入念な準備をし、学生時代の修学旅行かのように高鳴る鼓動…
でも、実際、当日が近づくにつれ
「久しぶりの海外旅行なのにワンオペで初っ端から乗り継ぎってやりすぎたかも…」
「しかも子連れで2箇所周るって私…大丈夫?」
と直前にビビりが炸裂していました。
果たして無事に最初の目的地『クラビ』に着くことができるのでしょうか…?
羽田でチェックイン!早速起きたトラブル
トラブルは早速起きました…
当日、羽田でチェックイン中…
タイ航空担当の係員:「荷物はクラビまで預かれないのでバンコクで一度荷物を受け取ってください」
私:「……」
私:「タイ航空のグループ会社だから乗り継ぎで預けられますよね?!ツアー会社の方もそのように言っていました!」
タイ航空担当の係員:「タイスマイル航空は乗り継ぎ先まで預かることができないんです。」
私:「では…バンコクの空港が久しぶりなので、到着の時に現地の係員に誘導をお願いしたいのですが…」
タイ航空担当の係員:「わかりました!」
この時、羽田↔︎バンコクは自己手配、バンコク↔︎クラビはタイのツアー会社手配でした。
バンコク↔︎クラビは航空会社が2社ほどあったのですが、荷物を羽田からクラビまで預かってもらえるように、タイ航空のグループ会社であるタイスマイル航空にしていました。
ツアー会社の担当の方も
「羽田でチェックイン時は荷物のタグがKBV(クラビの3レター)になっていることをご確認ください!」
と連絡いただいていただけに、乗り継ぎ時間も3時間と余裕を持っていましたがちょっと心配に。
ツアー会社ってありがたい!
チェックインが終わったあと、念の為、荷物がクラビまで預けられなかったことをツアー会社の方にLINE。
とても親切な返信をくださいました。
・ツアー会社からも空港で私たち親子のサポートをしてくれるようにタイ航空に伝えてくれること
・入国審査では子連れは優先されること
・タイスマイル航空のチェックインカウンターについて
「このツアー会社にして良かったなぁ…」と心から思えたことを今でも鮮明に覚えています。
タイ国内のツアー会社の詳細は以下の記事に記載していますのでよろしければご覧ください。

待ちに待った搭乗!しかしまたもや…

久しぶりの羽田の国際線ターミナル、タイ航空の飛行機に心躍らせ、テンションは上がるばかり!
そして、機内に搭乗、ドアクローズ。
……
しかし、飛行機が動かない…
すると流れたCAのアナウンス
「航空路混雑のため1時間遅れて出発予定です。」
一旦はなんとかなると思えた乗り継ぎがまたしても心配に…
私と息子は無事に乗り継げるのでしょうか…
初めてのワンオペ6時間フライト

1時間ほど遅れたものの無事に離陸。

息子がとにかく楽しみにしていた機内食!
久しぶりの機内食に私もテンションが上がったものです!
しかし、コロナを経て、機内販売や機内誌がなくなっていたこと、以前はエコノミーでも化粧室にはハンドローションやマウスウォッシュがあったと記憶しているタイ航空。
さまざまな面でコストカットしていることが伺えました…ちょっと寂しい…
機内の暇つぶし対策
久しぶりの国際線のフライト、一番心配だった息子の暇つぶし…
機内での暇つぶし対策は万全にしていきました。
息子の暇つぶしグッズ
・幼児用雑誌(我が家は乗り物)
・電車の地図(プラレールのもの)
・ダイソーのスライム
・親子で楽しめるマグネットのパズルゲーム
・おやつ
・ダイソーの子ども用イヤフォン
・タブレット端末
事前に100円ショップや本屋さん、楽天やamazonを駆使して目新しいものを購入していきました。
そして、子連れで外資系のエアラインに乗る時の懸念事項も発見!
この時のタイ航空の機内モニターは、キッズプログラムがあるものの、日本語吹き替えがないものも多かったです。
息子は
「映像見ているだけでも楽しいよ〜」
と言ってくれましたが、やはり途中で持参していたタブレット端末に切り替えました。
機内モニターがあると事前にわかってはいても、言語の問題や機内モニターの不具合もあるのでダウンロードは必須!
子連れ飛行機の動画に関する対策記事はこちらから!

久しぶりのバンコク スワンナプーム国際空港

羽田で出発が1時間遅れたものの、現地到着は定刻よりも早く着きました!

季節や風の強さ、パイロットがスピードを出す、航空路の混雑状況などで遅れを取り戻すことがあるんです!
いつもは飛行機を最後に降りる私たち親子ですが、乗り継ぎが心配だったため、この時ばかりは早々に降りました。
入国審査は「5歳で結構大きいし…」と普通レーンに並んでいたら、優先レーンに案内してもらい、あっという間に入国。(羽田でバンコクの空港でお願いしたはずの係員はおらず…)
荷物を受け取り、到着ロビーへ出ると、よく来ていた頃と変わらないバンコクの空港に安堵し、タイスマイル航空のカウンターへ。
無事にチェックインし、すぐに保安検査へ。
しかし…
「国内線だから水は持ち込めるだろう…」
「コンビニがホテルの近くにあるかわからないし、買っておこう」
と日本で買っていたお水とタイ航空で降機の際にもらったお水、全てを国内線の保安検査で破棄せざるを得なくなったのです…



液体物の持ち込みは国によって全然違います!
日本でOKでも、ある国ではダメだったり、逆に日本でダメでもある国ではOKだったり…
クラビ
羽田でのチェックインから色々あった私たち親子ですが、無事にクラビに到着!
びっくりするほど豪華な送迎車&優しい運転手さんとガイドさん


到着ロビーでは日本語が堪能な現地のガイドさんが迎えてくれました。
無事にクラビについたことにホッとし、送迎車に乗り込むと…
「私たち2人だけど…これに乗っていいの?」
と思うほど、大きくて内装が豪華な送迎車。
運転手さんも優しさが溢れた素敵なお方。
聞くところによると、クラビはインドや中東の方が多くいらっしゃるとのことで豪華な内装なのだとか!
コロナが明けてからも日本人は月に1組程度でこの月も私たち親子だけだったそうです。
いつも航空券もホテルも個人手配、英語も堪能ではないけれど「私、できた!できる!」の感覚が好きな私。
「コンビニ寄りますか?」
のガイドさんの一言に、水の心配無用だった!やっぱりガイドさんいるって助かる!と思ったものです。
クラビのホテル


クラビには、リゾートホテルがたくさんあります。
迷いに迷って決めたのが、タイを代表するホテルグループ センタラ ホテルズ&リゾーツの『センタラ・アオナンビーチリゾート』。
決めては
・ビーチが近い
・繁華街も近い
「ビーチも行きたいし街歩きもしたい!」
そんな欲張りを叶えてくれる好立地でした!
センタラアオナンビーチリゾートの宿泊記はこちら!


子連れクラビの楽しみ方


クラビの魅力はなんと言っても自然のパワー!
でも、私たち親子が行ったのは雨季の9月。
実際、雨に当たってしまい「晴天の下、海でゆくっりする…」という過ごし方は叶わずでしたが、それでもクラビの自然に癒してもらいました。
絶好のビーチを味わうなら乾季の11〜2月に行くのがオススメです!
ビーチ以外にもあるクラビの観光スポットをご紹介します。
エメラルドプール


ホン島の離島ツアーを考えていましたが、当日は雨で中止に。
ガイドさんが
「乾季の時でもオススメのツアーもあるから安心してください!」
と訪れたのがエメラルドプール。
淡水の天然プールで国立公園内にある。水深は1~2mほど。
大人は浮具をつけなくても立てて、魚もたくさん!
海水ではないので初めてのシュノーケリングにもオススメ。
キレイな川に囲まれていて大人も子どもも夢中になって水遊びができる場所です。
ツアーのランチもすごかった


たっぷり遊んだ後はランチへ!
お金を払っているとは言え、それ以上のクオリティがくるタイ。
この時のランチも王族が来たかの如く迎えられ、量も種類も多く、親子2人では食べきれないほどでした!
息子憧れのココナッツジュースも2人分あり大満足!!
炒め物も揚げ物もスープも日本人に馴染みのある味でホッとできました。
エメラルドプールでのランチ後、ガイドさんが
「プレゼントがあります!」
と言ってビニール袋から何やらじゃがいものようなものを取り出しました。




皮を剥くとお花のようになるこちらは
「ロンゴン」
という南国フルーツ。
息子も私もフルーツが好きと話していたのをキャッチしていたガイドさん。
「残りはホテルで食べてくださいね!」
とプレゼントしてくださいました!
クロントム温泉


エメラルドプールの後は、地元の方にも人気の癒しスポット『クロントム温泉』へ。
天然温泉源泉掛け流しをそのまま味わうことができ、お湯の温度は38°ほどでいつまででも入っていられる心地よさ。
本当にありのままの温泉(浴槽などが作られていない自然の温泉)に入ったのは私も初めての体験!
雨で下流は少し濁っていたものの、木々に囲まれ、鳥のさえずりを聞きながら入る温泉は最高でした!



クロントム温泉は水着着用必須です!
ピピ島やホン島などの離島ツアー
私たち親子は、あいにくの雨で離島ツアーは叶いませんでしたが、クラビのアオナンビーチから出ている離島ボートツアーはたくさんあります。
クラビの街中でツアー申し込みをするのが一番安いらしいのですが、事前のに申し込んでおくと決済も事前にできるので安心。
ホテル送迎付きもあるのでチェックしてみてくださいね!
クラビの街(アオナン)散策


あいにくの雨の中の散策でしたが、息子と街歩きも楽しみました。
タイと言えばのゾウパンツやアロマオイルが売っているお土産屋さんにおもちゃ屋さん、タイ料理店などが軒を連ねています。
オリジナルパスポートケースが作れるお店も!
タイの観光地には多いらしいオリジナルパスポートケースが作れるお店。






好きな色のパスポートケースやチャームを選び、オリジナルのパスポートケースが作れちゃいます。
しかも破格!
息子と2人で日本円で1000円ちょっとでした!
子連れで行けちゃうマッサージ


マッサージ王国タイ。
1人旅や女子旅で訪れていた頃からタイでは、その安さから1日に何度もマッサージに行っていた私。
この旅でチャレンジしたかったことの1つが、子連れマッサージ!
マッサージ屋さんに入る時、毎度子連れでOKか聞いてもどのお店でも「No Problem!」。
クラビでは2軒のお店に伺いました!
①Sukhothai Massage and beauty salon
アオナンの街中にあるマッサージ屋さん。


②Thai Thai Massage
センタラアオナンビーチリゾートから近く、海の音を聞きながらマッサージを受けられるお店!
ビーチから近いのでビーチの帰りに寄るのも良いかも!


異国で監視カメラを確認するというまさかの事態!
クラビでマッサージを終えた後、外はどしゃ降り!
なのに、私たちが持参していたホテルの傘が、マッサージ中に他の人が持って行ったようで…
スタッフの方に伝えると、
「監視カメラを一緒に確認してほしい」
と、クラビのマッサージ屋さんでスタッフさんと監視カメラを確認する事態に!(日本でもやったことない!)
私たちの傘はしっかりと西洋人の男性が持って行ってました…
弱小ではあるものの折り畳み傘を持っていたのでそれで帰ろうとすると…
「子どももいるのにそんな小さい傘はダメよ!これを持って行って!」
とマッサージ屋さんのスタッフさんが大きな傘を貸してくれました。
その後、行こうと思っていたご飯屋さんも休み、タクシーも捕まらず…
挙げ句の果てに息子が
「もう歩けない!」
腰痛持ちの私ですが、雨の中、傘をさしながら息子を抱っこし、もはや傘の意味もないくらい雨に打たれ、ホテルへ帰りました。
マッサージでほぐされた全身はあっという間にバッキバキ…
しかも、マッサージ屋さんが貸してくれた傘、ホテルに帰ってみると他のホテルの傘でした!(これが一番笑えた!)
センタラアオナン近くのレストラン【The Last Fisherman Bar】


私たちが宿泊していたセンタラアオナンビーチリゾートの近くにはGoogle口コミ4.1のレストランがありました。


メニューは英語とタイ語。
写真もあまり載っていないのでGoogleレンズで翻訳して、サテとパッタイを注文。(海外は量が多いので様子を見ながら注文することに!)
料理を待っている間、短パンを履いていた息子の足を気にかけて、店員さんが虫除けスプレー(しかも新品)を持ってきてくれました。
突然の優しさにびっくり!!
タイの人って本当に優しい…


そして、ついに運ばれてきたパッタイ!
しかし、あまり辛いイメージのないパッタイですが、こちらのお店のパッタイは辛く(ガイドさんに後できくと、このレストランが少し変わった味付けだとか)、息子はお手上げ…


すぐに違うメニューを注文。
そして、料理にナッツが載っていることの多いタイ。
息子はクルミアレルギーを持っているので、ナッツの確認と辛さの確認はタイではマストだと実感しました。



子連れタイでの食事はオーダー前に「辛さとナッツの有無」の確認を!
地元ガイドさんオススメのカオマンガイ屋さん
私の大好きなタイ料理『カオマンガイ』。
ホテルのルームサービスでも、街中のレストランでもカオマンガイを見かけないことをガイドさんに話すと、最終日、ホテルのピックアップ時間を早めてガイドさんオススメのカオマンガイ屋さんに連れて行ってもらえました。
カオマンガイが安くて美味しいお店『コースアン』。




鶏肉がほろっほろでジューシー、鶏スープも絶品!
ガイドさんオススメのローゼルというお花のジュースもいっしょにいただきました。
こちらもさっぱりとして常夏のタイにピッタリ!
ガイドさんとドライバーさんには滞在中、とてもお世話になったのでカッコつけて食事代をお支払いしたら…
大人3人分で1000円しなかったのです!
食事代が安いタイ、やっぱり最高!
バンコクへ
大自然に癒されたクラビともお別れ…
ガイドさんとの別れ


クラビの空港でいよいよお別れの時、ガイドさんとの別れ際に思わずウルッとしてしまいました。
日本が大好きで独学で日本語を勉強されたガイドさん。
いつか、ひたち海浜公園のネモフィラ畑に行ってみたいのだとか!
別れ際、ガイドさんからクッキーのプレゼントをいただき、LINEを交換。
私たちも日本から持っていった食料、私が海外旅行の時にいつも持ち歩いている和紙の折り紙やシールをお渡しして、バンコクへ飛び立ちました。
乗ってみたかったバンコクエアウェイズ


クラビ→バンコクは以前から乗ってみたかった、バンコクエアウェイズで移動しました。
タイに来る時に乗ったタイ航空は、機内誌や免税品の機内販売もなくなっていたのですが…
バンコクエアウェイズは…
・国内線でも機内食(1時間少々のフライトタイムなのに温かいご飯)
・機内販売もある!(主にバンコクエアウェイズオリジナル商品)
というフルサービスにびっくり!(2023年時点の情報)
もちろん食事も美味しくいただき、機内販売もちゃっかり購入しました!
だって、飛行機グッズなんです!
しかし、機内販売は現金のみでの支払いで現金の持ち合わせが少なく、買いたいものは全て買えずでした。
海外旅行で現金をどのくらい持っていくか問題、本当に難しい…。
ワンオペ クラビまとめ
こちらの記事では、ワンオペでクラビに宿泊した際の、観光スポットやグルメ、旅のトラブルをご紹介しました。
クラビをはじめ、飲食店でもマッサージ店でもタイの方はみなさん、子どもに優しいので、日本よりゆったりとした気持ちで子どもと過ごすことができます。
私たちがクラビ旅をしたのは8月末〜9月初旬。
あいにくの雨季で快晴とはならなかったものの、エメラルドプールやクロントム温泉など雨季でも楽しめるクラビの大自然に癒しとパワーをもらいました!
これから、子連れでクラビへ旅する方のに参考になりましたら嬉しいです!
次回のクラビ旅行は快晴の離島へ行ってみたい…
次の記事では、ワンオペバンコクの観光、グルメの記事をアップしますので楽しみにお待ちいただけたら幸いです。



「子連れ飛行機の対策」をまとめたKindle本を出版しています!
「子連れ旅&子連れ飛行機の持ち物リスト」の特典付きですよ♪

