子連れで飛行機を利用する時
「座席はどこがいいんだろう?」
「窓側と通路側、どっちを選ぶべき?」
「前方と後方、子連れに向いているのは?」
「周りに迷惑をかけない席にしたい…」
と悩む方はとても多いと思います。
特に子連れの場合、座席の選び方ひとつで移動の快適さが大きく変わります。
この記事では、元CAであり、息子が0〜7歳の間にワンオペで160回以上飛行機に乗ってきた私が、子連れにおすすめの座席をわかりやすく解説します。
・赤ちゃん/子どもの年齢別のおすすめ座席
・通路側・窓側・前方・後方の違い
・子連れ飛行機で注意すべき座席ルール

この記事を読めば、子連れ飛行機の座席選びがグッと楽になりますよ。
子連れ飛行機のおすすめ座席


私が実際の経験から感じている、年齢別のおすすめ座席は、
赤ちゃん → 後方の通路側(トイレに行きやすい)、バシネットを使える座席 (※機材や航空会社による)
1〜3歳 → 後方の通路側(トイレ・ぐずり対応しやすい)
4歳以上 →後方窓側(空港内や上空の景色も楽しめて飽きにくい)
※国内線では3歳以上の子どもは1人で座ることになります。
尚、2026年5月19日からはANA、エアドゥ、ソラシドエア、スターフライヤーでは国内線の運賃の改定が行
われ、2歳から1人で座ることになります。
子連れで飛行機に乗る場合、「離席しやすいこと」「周囲への気遣いのしやすさ」はとても重要です。
そのため私は、比較的人の出入りが多く、周囲も子連れが多い後方座席をおすすめしています。
ただし、路線や時間帯、機材、混雑状況によってフライトの雰囲気は大きく変わります。
前方:ビジネスマン(特に平日)
後方:ファミリー層、団体客が多い
という傾向があります。



平日の前方座席は急いでいるビジネスマンが本当に多いです。
路線や時間により客層は違い、機内の雰囲気も全く違うんですよ。
とはいえ、子連れだからといって必ず後方座席を選ばなければいけないわけではありません。
お子さんの年齢や性格、時期や時間帯によって、適した座席は変わります。
次からは、幼児と小児の違いや座席ごとの特徴について、詳しく解説していきます。
子連れ飛行機の座席の選び方


チケット購入時やチェックインの際、座席指定で迷う方はとても多いです。
座席選びで機内での快適性が変わってくるため、ここでは
・幼児と小児の違い
・座席ごとの特徴
・赤ちゃんのバシネット
・長距離と短距離の違い
について、子連れ目線でわかりやすく解説していきます。
幼児と小児の違い
航空会社のWebサイトでは、子どもは「幼児」と「小児」に分けて表記されています。
| 国内線 | 国際線 | |
| 幼児 | 生後8日~2歳 | 生後8日~1歳 |
| 小児 | 3歳~11歳 | 2~11歳 |
国内線では、生後8日~2歳までの幼児は、保護者1名につき1名までひざ上での着席が可能です。(無償)
一方、国際線では生後8日~1歳まででも幼児運賃(大人運賃の約10%)がかかります。(※一部割引率の異なる運賃や設定のない場合があります)



2歳から小児運賃が適用になるのは、親目線では少し負担が増えますよね。
以前は国際線でも膝上なら無償のケースもあり、全体的に値上がりを感じています…。
この「幼児」と「小児」の違いは、座席選びにも大きく関係します。
子どもの年齢によって、機内で必要な準備や対策は大きく変わります。年齢別のポイントはこちらで詳しく解説しています。


ANA、エアドゥ、ソラシドエア、スターフライヤーの2026年5月19日以降
幼児(生後8日~1歳) → 保護者のひざ上に座ることができる
小児(2歳以上) → 1人1席の確保が必要
JAL、スカイマークエアラインズでは2026年5月以降も引き続き以下が対象(2026年5月現在)
幼児(0〜2歳) → 保護者のひざ上に座ることができる
小児(3歳以上) → 1人1席の確保が必要
つまり、2歳前後は座席の確保方法が変わる大きなタイミングです。
「ひざ上に座るか」「子ども用に1席確保するか」で、座席選びも大きく変わります。
幼児でも座席を購入できる
年子や双子のお子さんがいる場合など、大人1人で幼児(0~2歳または0〜1歳)を2人連れて飛行機に乗るケースもあります。
その場合には、子ども2人のうち1人分の航空券を購入し、1席確保する必要があります。
0〜2歳との飛行機は、座席だけでなくミルクや離乳食の準備も重要です。こちらの記事で詳しくまとめています。




また、
・長距離路線でひざの上に抱っこし続けるのが大変
・2歳で体が大きく、ひざ上では窮屈
・よく動くタイプなので、1席あった方が安心
といった理由から、幼児でも座席を購入することができます。
このあと、航空会社ごとのルールをわかりやすくご紹介します。



羽田〜那覇のような長距離路線では、2歳のお子さんをずっと膝の上で抱っこするのはかなり大変です。
「少し費用はかかっても、1席確保して快適に過ごしたい」と考えるご家庭も実際にありますよ。
ANA、エアドゥ、ソラシドエア、スターフライヤー
2026年5月18日まで
・幼児:ご搭乗日の年齢が生後8日~2歳のお子様
・大人1名につき、幼児は2名まで同伴できます。うち1名はお膝の上にお座りいただき、もう1名は座席の確保(小児運賃などの満3歳から12歳未満のお客様に適用可能な運賃での航空券の購入)が必要です。
・大人1名につき2歳未満のお子様は、2名まで同伴できます。ただし、お子様のうち1名はお子様分の航空券を購入し、チャイルドシートを利用してお一人でお座りいただきます。
・0歳~1歳で座席を確保する場合(航空券購入)インターネットではご予約いただけません。ANA国内線予約・案内センターにてご予約ください。
・2歳で座席を確保する場合(航空券購入)「小児」を選択のうえ、ご予約ください。
・出産予定日から28日以内の方が同伴できる幼児は1名のみです。この場合、お子様分の航空券を購入し、チャイルドシートを利用してお一人でお座りいただく必要があります。
・満2歳のお子様はチャイルドシートなしでお一人で座ることもできます
ANA Webサイトより
大人1名につき、幼児は2名まで同伴できます。
幼児:生後8日〜2歳
| インターネット予約 | チャイルドシート | |
| 生後8日〜1歳 | 不可(予約センターへ電話) | 必須 |
| 2歳 | 小児運賃を選択して予約可能 | 不要 |
出産予定日から28日以内の妊婦が搭乗する場合、幼児は1名まで同伴可能
| インターネット予約 | チャイルドシート | |
| 生後8日〜1歳 | 不可(予約センターへ電話) | 必須 |
| 2歳 | 小児運賃を選択して予約可能 | 不要 |
2026年5月19日から
・幼児:年齢が生後8日~1歳のお子様
・大人1名につき、幼児は2名まで同伴できます。うち1名はお膝の上にお座りいただき、もう1名は座席の確保(小児割引などの2歳から12歳未満のお客様に適用可能な運賃での航空券の購入)が必要です。
・大人1名につき2歳未満のお子様は、2名まで同伴できます。ただし、お子様のうち1名はお子様分の航空券を購入し、チャイルドシートを利用してお一人でお座りいただきます。
・0歳~1歳で座席を確保する場合(有償)インターネットではご予約いただけません。ANA国内線予約・案内センターにてご予約ください。
・出産予定日から28日以内の方が同伴できる幼児は1名のみです。この場合、お子様分の航空券を購入し、チャイルドシートを利用してお一人でお座りいただく必要があります。
ANA Webサイトより
大人1名につき、幼児は2名まで同伴できます。
幼児:生後8日〜1歳
| インターネット予約 | チャイルドシート | |
| 生後8日〜1歳 | 不可(予約センターへ電話) | 必須 |
出産予定日から28日以内の妊婦が搭乗する場合、幼児は1名まで同伴可能
| インターネット予約 | チャイルドシート | |
| 生後8日〜1歳 | 不可(予約センターへ電話) | 必須 |



ANAの予約センターの電話は待つことも多いのが現状です…
ママにはなかなか負担ですよね…
JAL
・幼児(赤ちゃん):ご搭乗時の年齢が生後8日~2歳のお子さま
・大人1名につき、幼児は2名まで同行できます 。うち1名はお膝の上にお座りいただき、もう1名は座席の確保(航空券購入)が必要です。ご予約はお問い合わせ窓口までご連絡ください。
・チャイルドシートご利用の有無にかかわらず、小児に適用される運賃で航空券のご購入が必要です。
・航空券をご購入いただいた場合、ご希望によりチャイルドシートの手配を承ります。
・お客さまご自身でチャイルドシートをお持ちいただくか、お持ちでない場合はチャイルドシートの貸し出しをいたします。
JAL Webサイトより
大人1名につき、幼児は2名まで同伴できます。
幼児:生後8日〜2歳
| インターネット予約 | チャイルドシート | |
| 生後8日〜1歳 | 不可(予約センターへ電話) | 必須 |
| 2歳 | 不可(予約センターへ電話) | 任意 |
妊娠中のお客さまで、出産予定日から28日以内にご搭乗される場合
| インターネット予約 | チャイルドシート | |
| 生後8日〜1歳 | 不可(予約センターへ電話) | 必須 |
| 2歳 | 不可(予約センターへ電話) | 任意 |
スカイマークエアラインズ
・幼児は生後8日~3歳未満が対象年齢となります。
・大人1名につき、生後8日~2歳の座席を使用しない幼児1名まで同伴できます。
大人の方1名で、幼児2名を同伴する場合、うち1名は小児運賃で座席をご購入・確保していただいたうえで、同伴が可能になります。ただし、2歳未満の場合にはチャイルドシートを使用する必要があります。
この場合、インターネットではお取扱いできません。予約センターまでご連絡くださいスカイマークエアラインズ Webサイトより
大人1名につき、幼児は2名まで同伴できます。
幼児:生後8日〜2歳
| インターネット予約 | チャイルドシート | |
| 生後8日〜1歳 | 不可(予約センターへ電話) | 必須 |
| 2歳 | 不可(予約センターへ電話) | 不要 |
航空会社によって、幼児の対象年齢や予約方法、チャイルドシートの扱いは異なります。
特に0〜1歳で座席を確保する場合は、インターネットでは予約できず、予約センターへの電話が必要なケースが多いため、早めの確認がおすすめです。
前方と後方はどちらが子連れ向きか
座席を選ぶとき、「前方と後方どちらがいいのだろう…?」と迷う方は多いと思います。
私の子連れ飛行機のおすすめ座席は、後方座席です。
その理由は、機内の客層にあります。
一般的に、
前方:ビジネスマン(特に平日)
後方:ファミリー層、団体客
が多い傾向があります。
ビジネスマンの方は、移動時間を休息に充てたり、機内で仕事をされることも多いため、静かな環境を求めている場合が多いです。
そのため、子どもがぐずったときの気遣いを考えると、比較的周囲も子連れが多い後方座席の方が気持ち的にも過ごしやすいと感じています。
特に平日の朝・夕方便はビジネス利用が多いため、座席選びの際に意識しておくと安心です。



私自身も、息子を連れて前方座席でビジネスマンの方の隣になったことが何度かあります。
事前に「子どもが泣いたら申し訳ありません」と一声かけておくと、
「大丈夫ですよ」と温かい言葉をかけていただくことが多く、とても安心できました。
希望の座席が取れなかった場合でも、周囲に一言挨拶しておくと気持ちに余裕が持てますよ。
ただし、路線や時間帯、機材によって客層は大きく変わるため、必ずしも前方=ビジネス、後方=ファミリーとは限りません。
あくまで目安として、座席選びの参考にしてみてください。
通路側・窓側・中央座席の特徴と違い
航空会社や機材により座席のシートの形状や座席配置は違います。
ここでは、通路側・窓側・中央座席の特徴と、それぞれのメリット・デメリットをご紹介します。


通路側座席



子どもが急に「トイレ!」と言い出したときも、通路側だとすぐに立てるので安心です。
おむつ替えや急なトイレ、機内であやす場面も多い赤ちゃん連れには、通路側の座席がおすすめです。
窓側座席



通路側の方が寝ていると、「起こしてしまって申し訳ない…」と気を遣うこともあります。
飛行機や乗り物が好きなお子さんや、景色を楽しめる年齢のお子さんには、窓側座席もおすすめです。
中央座席



いわゆる「真ん中の席」である中央座席。
まだ1歳だった息子との飛行機で、真ん中の席しか空いていなかったことがあります。
そのときは、両隣の方に「泣いてご迷惑をおかけしたら申し訳ありません」と一声ご挨拶しました。
家族で並んで座れる場合は、子どもを真ん中にすると安心感があります。
赤ちゃん連れはバシネット(ベビーベッド)を利用しよう


赤ちゃん連れで国際線などの長距離路線を利用する場合は、バシネット(機内用ベビーベッド)を利用できることがあります。
バシネットとは、飛行機の壁面に取り付ける簡易ベッドのことです。
赤ちゃんを寝かせられるため、保護者の負担を大きく減らせます。
ただし、航空会社や機材によって、
・利用できる路線
・設置場所
・年齢・身長・体重制限
が異なります。
利用を希望する場合は、航空会社のWebサイトで条件を確認し、問い合わせ窓口へ早めに問い合わせておきましょう。



息子がバシネットを使っているときに、同じく赤ちゃん連れの方から「どうやって利用するんですか?」と聞かれたことがあります。
機内に赤ちゃん用のベッドがあることを知らない方も多いので、長距離路線ではぜひ活用したいサービスです。
子連れでは座れない「非常口座席」
飛行機には、緊急時において、他の乗客の避難をサポートする役割を担う方が座る「非常口座席」があります。
非常口座席に座る方には条件があり、小さなお子さまを連れた方は利用できません。
その理由は、緊急時には自分のお子さまの安全確保をする必要があるからです。
以下は、ANAとJALの非常口座席についての案内の一部です。
ANA
・満15歳以上の方
・満12歳未満のお子様をお連れでない方JAL
・小さなお子さま(国内線:8歳未満、国際線:12歳未満)と同伴されるお客さまは、非常口座席にはご着席いただけません
航空会社によって細かな条件は異なりますが、子連れの場合は非常口座席を選べないと覚えておくと安心です。
空席があるのに座席指定できない場合は、非常口座席である可能性があります。



その他、ご高齢の方、障がいをお持ちの方などの同伴者である方も非常口座席にはお座りいただけません。
ワンオペ子連れにおすすめの席
実際に、私が息子とワンオペで160回以上飛行機に乗ってきた中でのおすすめ座席を年齢別にご紹介します。


0〜2歳:後方通路側(ひざ上抱っこの時期)
3〜5歳:後方の窓側に子ども、中央(通路)座席に親
5歳〜:窓側から連席
空席状況や機材によって選択できる座席は変わってきます。
息子が1席利用するようになってからは、窓側に座ることが多くなりました。
空港では、はたらく車を見たり、右側の窓側席ならカーゴ(貨物コンテナ)を眺めたりすることができます。
上空では、「近くを飛んでいる飛行機はいないかな?」と探すのも、子どもにとって楽しい時間です。



ボーイング777、787、エアバスA350などの大型機では、
中央の座席ブロックに
「通路|中央|通路」(中央が2席のこともある)
という配置があります。
「隠れ家にいるような気持ちになれる」と息子は中央座席に座ることもありますよ。
ワンオペでの飛行機は、事前準備でかなりラクになります。持ち物や年齢別対策はこちらで詳しくまとめています。




兄弟姉妹がいる場合の座席配置
現役CAママ3人に、兄弟姉妹がいる場合の座席選びについて「ママとして、CAから見て」という視点で話を聞いてみました。
協力してくれたCAは
Y山CA(1児のママ)
N村CA(2児のママ)
M子CA(3児のママ)
3人とも、子育てをしながら現役で乗務しています。
全員に共通していたのは、
「子どもの隣には、必ず対応できる大人が座ること」
ということでした。
現役CAママたちの共通意見
・子どもの隣には、お世話できる大人が座る
・早めに座席指定をして連席を確保する
・連席が取れない場合は、搭乗前にグランドスタッフへ相談する
・CAは他のお客様に座席の交換をお願いすることはできない
・離れて座る場合には、CAに保護者の座席を伝えておく
Y山CA(1児のママ)
「空酔いや飲み物をこぼしてしまったときなど、子どもの隣に大人がいないと対応が難しい場面があります。」
「あらかじめ予定している旅行なら、早めに座席を確保することが何よりの安心・安全につながります。CAから他のお客様に座席の交換をお願いすることはできません。」
N村CA(2児のママ)
「天候が悪く、飛行時間が短い便では、ベルト着用サインが消えないこともあります。何かあったときにすぐ対応できるよう、子どもの隣には親が座るのが安心です。」
M子CA
「“子どものゲロは突然に…”と心に留めておいていただきたいです。普段は元気であまり吐かないお子さんでも、空酔いは突然訪れます。」



M子CAの「子どものゲロは突然に…」は名言です!
でも、深く共感しかない私。
私自身もCAとしてお子様の突然の嘔吐を全身に浴びたこともありました。
母としては機内で眠っていた私が「なんだか生温かいな…」と思ったら息子が静かに嘔吐していたことも…
親と子の座席が離れていて実際にあったトラブル
M子CAが実際に経験した事例をご紹介します。


ゴールデンウィーク中の便で、兄弟2人が並んで座り、お父さんが子どものすぐ後ろ、お母さんはお父さんの後ろと、まさに子どもと両親が離れて座っていたケースがありました。
天候も悪く揺れていたのですが、離陸直後、弟さんが空酔いし、通路に勢いよく嘔吐してしまいました。
しかも、嘔吐物が他のお客様にかかってしまう事態に…
離陸中であったため、私たちCAは機長に離席の許可を得て3分ほどで処理したのですが、子どもの隣には、すぐに対応できる大人が座ることが大切だと改めて感じた事例です。
そして、お父様はお疲れだったのか、着陸まで眠ったままでした…。



M子CAかなりヒヤヒヤする経験をされましたね。
離陸中は事故に遭いやすい時間と言われ、コックピットも忙しくCAが離席の許可を撮るのも大変なのです。
乗り慣れない飛行機で嘔吐してしまい、お子さん自身も近くに親御さんがいなくて心細かったと思います。
特にゴールデンウィーク、お盆、年末年始は早めの事前座席指定が大切です。
航空会社によっては事前座席指定できる運賃とできない運賃がありますが、初めて乗る場合や乗り慣れない場合には事前座席指定できる運賃での航空券購入を推奨します。(兄弟姉妹が多いと、金額面での負担は増えますが、何かあって後々後悔することを思うとお金には代えられないと私は思います。)
M子CA
「こぼしたジュースや嘔吐物が他のお客様にかかってしまった場合、基本的にはお客様同士でクリーニング代などを話し合っていただくことになります。航空会社が費用を負担することはありません。」



楽しい旅行帰りで疲れが溜まっているときは子どもも大人も体調には気をつけたいですね。
子どもと保護者の座席が離れてしまったら
やむを得ず離れて座る場合は、
・搭乗前にグランドスタッフへ相談する
・CAに子どもと離れて座っていることを伝える
などの対策をしておくと安心です。
家族の事情や予約のタイミングによって、どうしても近くの席が取れないこともあると思います。
そんなときは、
「もしものリスクを知ったうえで、できる対策をしておくこと」
が大切だと感じています。
5人家族で乗る場合の座席例
例えば、小児3人+両親で搭乗する場合、
・前後2列(子2人+父、子1人+母)に分かれて座る
・通路を挟んで(子2人+母、子1人+父)座る
・空席状況によっては、子どもだけで座らせて、その後ろや通路を挟んだ席に父、母それぞれが座る
など、上記は例の1つでありますが、兄弟姉妹がいる場合、お子さんの性格や酔いやすいかどうかなども鑑みて決めるのが良いと思います。
M子CA
「大人が声をかけながら子どもの様子に気を配ることも大切だと思います。」



国際線や羽田ー沖縄などの長距離路線はトイレの近くの座席であることもポイントです。
飛行時間が短い路線と長い路線では座席選びのポイントや対策が変わる
飛行時間の長さによって、子連れで重視したいポイントは変わります。
日本の国内線には、北海道内や九州・沖縄の離島路線のように、10分〜1時間程度で到着する短い路線もあります。
このような短距離路線では、
・お菓子やおもちゃ、おむつの量が少なくて済む
・多少座席が離れてしまっても対応しやすい(前後や通路を挟んで隣など)
・「あっという間に到着した」と感じることも多い
といったメリットがあります。
一方、国際線や国内線でも飛行時間の長い路線では、機内で過ごす時間が長くなるため、座席選びの重要性が高まります。
国内線の飛行時間の目安
・羽田〜新千歳:約1時間45分
・羽田〜那覇:約3時間
※天候や季節により飛行時間は前後します。
飛行時間が短い路線で気をつけたいこと
飛行時間が長い路線で気をつけたいこと
子どもの年齢や性格によっても異なりますが、飛行時間が長くなるほど、座席の位置や並び方の重要性は高くなります。
飛行時間が長い路線では、動画の事前ダウンロードが本当に助かります。実際に役立っている「ディズニープラス」については以下の記事で詳しくまとめています。





沖縄路線や国際線をよく利用しますが、上空でベルト着用サインが消えたら、まず息子をトイレに連れて行くようにしています。
ドリンクサービスや機内食の提供が始まると、通路にサービスカートが出ていて、スムーズに移動しにくくなるためです。
早めにトイレを済ませておくと、機内食やドリンクサービス中慌てずに済みますよ。



実際、機内食が配布されてから息子に「トイレ!」と言われ、大変だったことがあります。
私が機内食を両手に持ち、テーブルを片して、息子を通路に出して…
戻ってきたらまた同じ作業をして息子を座らせる…となかなか大変でした。
それ以来、ベルト着用サインが消えたら、できるだけ早めにトイレを済ませるようになりました。
また、機内食のトレーは滑りやすいので子どものトレーの下には100園ショップの滑り止めを持参して敷いています。
子連れ飛行機の座席で注意すべきこと
子連れで飛行機に乗るときは、座席の選び方だけでなく、安全面で知っておきたいポイントもあります。
ここでは、特にひざ上に座る幼児(赤ちゃん)や、小児になったばかりのお子さんと搭乗する際に気をつけたいことをご紹介します。
家族でも全員が並んで座れないことがある
幼児(0~2歳または0〜1歳)を2人以上連れて搭乗する場合、事前座席指定するときやチェックインのときに
「空席があり家族全員で並んで座りたいのに、座席が選択できない」
ということがあります。
家族が並んで座席指定できないのは、各座席列に備えられている酸素マスクの数が関係しています。
飛行機は緊急時に備え、各座席に酸素マスクが装備されています。
また、各座席列では、座席数にプラスして予備の酸素マスクも備えられています。
しかし、座席数+予備の酸素マスクの数を超える人数はその座席列に着席することができません。


そのため、空席であっても幼児連れは座席が選べないケースがあります。
以下は、幼児が2人以上の場合の座席選びの例です。


※機材や航空会社により幼児の子供が2名いても座れる座席もあります。
ベルト着用サイン点灯中の座席移動はやめましょう
私がCA時代にもよく見かけ、現在も乗客として見かけることがありますが、子連れで特に気をつけたい行動があります。
それは、
ベルト着用サイン点灯中に、通路を挟んで幼児を受け渡すこと幼児を受け渡すこと。
です。
よくあるのが、
・「ママ(パパ)がいい!」とと泣いてしまう
・パパが対応しきれず、ママに抱っこを代わろうとする
といったケースです。
子どもが泣くと「なんとかして泣き止ませなければ…」と焦りますよね。
しかし、ベルト着用サイン点灯中は、揺れによってお客様もCAもけがをする可能性があります。
そのため、ひざ上のお子さまが泣いていても、着席したまましっかり抱っこすることが、お子さまの安全につながります。



私は息子が泣いてもわめいてもワンオペのことが多かったので、いつも必死でした。
実際、着陸態勢中、耳が痛くて泣きすぎた息子が着陸してから寝る(今かい!)となり、途方に暮れたこともあります。
子連れ飛行機のおすすめ座席|まとめ
子連れで飛行機に乗るときは、
・子どもの年齢
・飛行時間
・ワンオペかどうか
・兄弟姉妹の人数
・トイレやおむつ替えのしやすさ
などによって、過ごしやすい座席は変わります。
特に小さなお子さん連れの場合は、
・後方座席
・通路側座席
・早めの事前座席指定
を意識しておくことで、機内での負担や不安を減らしやすくなります。
また、飛行機は「安全」が最優先の乗り物です。
ベルト着用サイン点灯中の過ごし方、子どもと離れて座る場合のリスクなども事前に知っておくことで、より安心して搭乗することができます。
私自身、元CAとして、そしてワンオペで160回以上子どもと飛行機に乗ってきた母として感じるのは、
「完璧じゃなくて大丈夫。でも、事前準備は本当に大切」
ということです。
この記事が、これから子どもと飛行機に乗る方の不安を少しでも減らし、
「飛行機での移動、思ったより大丈夫だった!」
と思えるきっかけになれば嬉しいです。
初めての子連れ飛行機や、年齢別の対策については、こちらの記事でも詳しくご紹介しています。







