
機内で子どもの耳が痛くならないか心配です…



大人でも「耳抜きが上手くできない」って方、多いですよね。
子どもの耳抜きになると、自分のこと以上に心配なママも多いとのではないでしょうか?
飛行機に乗る前、子どもの耳抜きの方法に不安を抱えるママは本当に多いですよね。
この記事では、元CAで息子が0歳から7歳まで、ワンオペで飛行機に160回以上乗ってきた私が、実際に行っている 年齢別・子どもの耳抜き対策 をご紹介します。



耳抜きが苦手な大人の方でも実践できる、CAが実際にやっている耳抜き方法も合わせて紹介します。
飛行機で耳が痛くなる理由
飛行機に乗ると耳が痛くなるのは、気圧の変化が原因です。
特に
- 離陸
- 降下(着陸前)
では、高度が急激に変わることに伴い、機内の気圧が大きく変わります。
このとき耳の奥にある「中耳」と外の気圧に差が生まれ、耳が詰まったような感覚や痛みが出ることがあります。



耳抜きは、この気圧差を調整するために行うものなんです。
飛行機で耳抜きするタイミング


耳抜きをするタイミングのポイントは、離陸時と着陸態勢(降下開始)〜着陸までです。
特に気圧が大きく変化するタイミングで耳抜きをしておくと、耳の痛みを軽減することができます。
離陸や着陸態勢に入るときは機内でアナウンスがあるので、耳抜きの準備がしやすいです。
アナウンス例:
「みなさま、離陸します。シートベルトをしっかりお締めください。」
「着陸態勢に入りました。」
ただし、実は着陸態勢に入る前(降下開始:着陸の20〜30分前)から飛行機の高度は徐々に下がっています。
このタイミングを見極めるには、パイロットやCAのアナウンスに注目しておくことです。
「この飛行機は◯時◯分から降下を開始します。」
「降下開始時刻は◯時◯分頃を予定しています。」
※すべての便で降下開始時刻をアナウンスしているわけではありませんが、CAの声に耳を傾けることで以下がわかります。
・注意すべきこと
・これから起こることの予測



子どものお世話で余裕がないこともありますが、「CAのアナウンスが入ったらぜひ、耳を傾けてくださいね」と現役CAも話していました。
年齢別に解説!具体的な耳抜き方法3つ
耳抜き方法は子どもの年齢によってポイントが変わります。
以下の順にご紹介します。
・赤ちゃん(0〜1歳)
・幼児(1〜3歳
・幼児(3歳以上〜小学生)/大人
①赤ちゃん(0〜1歳)の耳抜き対策
三半規管が未発達な赤ちゃんも耳が痛くなることがあります。
離陸時や降下開始以降は、授乳やミルクを飲ませることで耳抜きができます。



眠っている場合は無理に起こさなくて大丈夫ですよ。
起きている場合は、離陸や降下開始前に授乳やミルクの準備をしておくと安心です。


②幼児(1〜3歳)の耳抜き対策


授乳やミルクを卒業した幼児(1〜3歳)の耳抜き対策は、飲み込む動作がポイントです。
・飲み物を飲む
・ジュレを飲む
・キャンディやグミを食べる



ジュレやキャンディ、グミは離陸や降下開始時だけにして特別感を演出しています。



キャンディは窒息防止のため棒付きタイプがおすすめです。
くわえたまま眠らないよう注意してくださいね。
飲みやすい「ジュレ」
授乳、ミルクが終わった赤ちゃん(1歳〜)でも飲み込みやすく、耳抜きのタイミングにぴったりです。
水分補給も小腹も満たせるので、機内でのおやつとしても便利です。
耳抜きに役立つ「キャンディ」
口を動かすことで耳抜きができるので、幼児におすすめです。
棒付きタイプなら窒息リスクも軽減でき、機内でもサッと取り出せて手軽です。
噛んで耳抜きできる「グミ」
噛むことで耳抜きのサポートになるだけでなく、野菜が苦手な子どもの栄養補助として食べられるのもママには嬉しいグミです。
幼児の耳抜きに役立つマグ・注意点


飛行機にマグを持ち込む場合、上空で開けると水分が飛び散るのでゆっくり開けましょう。
中身は水かお茶がベストです。



現役CAの経験談:
「マグの中にトマトジュースを入れていたお客様…開けた瞬間、機内が真っ赤に!」



ジュースも数滴飛び散るだけでベタベタするのでオススメしません…(私が経験済み)
③幼児(3歳以上〜小学生)/大人も使えるバルサルバ法
バルサルバ法は、CAが訓練で習う耳抜き方法です。


子どもも鼻水をかめるようになったら、この方法を試せます。
息子が4歳のとき、機内で「耳が変!!」と言った際、キャンディの持ち合わせがありませんでした。
そこで私は
「鼻をつまんで、鼻水をかむようにふーんってやってみて」
と伝えると、意外と簡単にできたのです。
子どもにわかってもらうのは難しいですが、シンプルに伝える+ママがやって見せると、キャンディや飲み物がないときでも耳抜きが可能です。



鼻をかむだけでも同じくらいの効果がありますよ。
大人の方で耳が詰まりやすいという方は、飛行機用の耳栓を使うと、気圧の変化をゆるやかにできるので耳の痛みを軽減できます。
鼻が詰まっているときは耳抜きが難しい!無理して乗らない判断を
以下のような場合は、無理せず飛行機を控える判断も大切です。
・鼻づまりがある
・鼻水が大量に出る
・ぐったりしていて体調が悪い
鼻づまり、鼻水が大量に出る時は航空中耳炎になる可能性もあります。
特に降下開始後は、大人でも激痛で辛くなることがあります。



本当に辛いんです…
CA時代、風邪をひいていたのに有休を使いたくなくて、無理して乗務をしたら航空中耳炎になってしまいました。



2023年の夏、息子の風邪がうつり、急性中耳炎になった私。
航空中耳炎も含めて人生で2回目でした。
中耳炎は本当にキツイ…
また、私がCAやグランドスタッフとして働いていた時、
「せっかく高い航空券を買ったから…」
と無理して乗る方が多いと感じていました。



体調が悪そうな方には声をかけていましたが、搭乗拒否はできないのです…
しかし、航空会社によっては医師の診断書があれば、手数料なしで払い戻しや予約の変更ができる場合もあります。(ANA・JAL両方で実施。最新情報は各社のWEBサイトで確認してください。)


飛行機での子どもの耳抜き対策 まとめ
この記事では、
・赤ちゃん(0〜1歳)
・幼児(1〜3歳
・幼児(3歳以上〜小学生)/大人
耳抜き対策をご紹介しました。
赤ちゃんや幼児期の子どもは、言葉で伝えるのが難しいため、
「耳が痛くて機内で泣き叫ばないか…」
と心配するママも多いと思います。
でも、耳が痛くなりやすいタイミングや、耳抜きに便利なアイテムを把握しておくだけでも、安心感がぐっと増します。
子連れ飛行機は一筋縄ではいきませんが、この記事を参考にしていただき、子どもと飛行機に乗る際の不安や心配ごとが少しでも軽減されることを願っています。
耳抜き対策と合わせて、実際のフライトで役立つ持ち物やアイテムもチェックしておくと安心です。


機内で子どもが退屈しない工夫も知っておくと、フライトがより快適になります。


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