
産後、初めて赤ちゃんと飛行機に乗ります。
おむつは何枚持っていけばいいの?
機内で泣いてしまわないかな…
考えれば考えるほど、不安だらけです…



その気持ち、すごくよく分かります。
実は元CAの私でも、生後1ヶ月の息子と初めて飛行機に乗る時は
準備してもしても不安が消えませんでした…
初めての子連れ飛行機は、分からないことだらけで緊張しますよね。
・空港では何に気をつければいい?
・機内で泣いたらどうしよう
・急に体調が悪くなったら…
この記事では、元CAで息子が0〜2歳の間に50回以上ワンオペで飛行機に搭乗した私が初めて子連れで飛行機に乗るママのために、不安が解消されるポイントを「空港・機内・持ち物・万が一の時」の順にまとめました。
「知らなかった…」を減らして、少しでも安心して飛行機に乗れるよう、ぜひ参考にしてみてください。
子連れで空港を利用する前に知っておきたいポイント


子連れで空港を利用するとなると、「何から気をつければいいの?」と不安になりますよね。
実は空港や航空会社では、子連れでも安心して利用できるサービスや設備がたくさん用意されています。
この章では、
- 各航空会社が行っている子連れ向けサービス
- 授乳室やキッズスペースなど、空港に設けられている設備
- 意外と戸惑いやすい、子連れでの保安検査のポイント
について、初めての方にも分かりやすくご紹介します。



知っているだけで、空港でのバタバタがぐっと減ります。
ベビーカーはどこまで使える?預けるタイミングと航空会社のベビーカー
空港までベビーカーを利用される方も多いですよね。
ベビーカーは機内に持ち込むことができないので(規定を満たした折りたたみベビーカーを除く)、空港に到着したら荷物を預けるカウンターで預けるのが基本です。
スーツケースなど他にも預ける荷物がある場合は、まとめて一緒に預けられます。



今は24時間前のオンラインチェックインが主流なので、オンラインチェックインが済んでいれば空港到着後、すぐに荷物のカウンターに行ってOK!
ベビーカーを預けたあとは航空会社が無料で貸し出しているベビーカーを借ることができ、搭乗口まで利用できます。



規定を満たしたベビーカーとは?
機内持ち込みサイズを満たしていて、専用ケースがある場合には、折り畳みのベビーカー(CYBEXのリベルやBABYZENのYOYOなど)は持ち込み可能です!
保安検査はミルクのお湯や水筒も検査対象
赤ちゃん、子どもも保安検査は必ず行います。
子連れで特に知っておきたいことは
・ミルクのお湯
・子ども用の水筒
も検査があるので、順番が近づいてきたらバッグから出しておきましょう。
・ミルクのお湯
・子ども用の水筒
・ママのペットボトル
・タブレット端末
・ゲーム機



羽田空港などの大きな空港のANAやJALはスマートレーンという最新の検査機が導入されているため水筒やペットボトル、タブレット端末などはバッグの中から出さなくてOK!
キッズスペース・授乳室などの空港設備
子連れで空港を利用する時に助かるキッズスペースや授乳室。
特に靴を脱いで遊べるキッズスペースはハイハイを始めた赤ちゃんがいるママにとってはありがたい場所。
大きな空港であれば、保安検査後(国際線の場合は出国後)に設けられていることがほとんどです。
搭乗口によっては少し距離がある場合もあるので、事前に空港のWebサイトや案内図で場所を確認し、時間に余裕を持って利用するのがおすすめです。



私も機内で寝てもらうために、搭乗前は必ず立ち寄っていました!
また、授乳室には
- おむつ交換台
- ミルク育児の方向けの調乳用のお湯
などが用意されていることが多く、保安検査後・搭乗前に必ず行っておきたい場所です。


初めての子連れ飛行機|機内で不安なこと


子連れで初めて飛行機に乗るママの多くが
「密室の機内で泣いてしまわないか…」
という不安を感じているのではないでしょうか。
赤ちゃんや子どもが泣くのは自然なこと。
そのため、100%泣かせない対策はないのですが、事前に知っておくだけで不安を減らせるポイントはあります。
初めての子連れ飛行機でも安心して過ごすために、機内でできる対策や工夫を分かりやすくご紹介します
離着陸時の子どもの耳抜き対策
大人でも飛行機に乗ると
「耳が変な感じになる…」
と感じたことがある方も多いのではないでしょうか?
まだ、まだ三半規管が未発達な赤ちゃんや子どもは、大人以上に耳の違和感や痛みを感じやすいと言われています
特に耳が痛くなりやすいのは、飛行機の高度が急激に変わるタイミングです
そのため、離陸中や着陸態勢に入ったらに以下の方法を試してみるのがおすすめです。
・授乳をする
・飲み物を飲ませる
・キャンディやグミ、おしゃぶりこんぶを食べる



鼻がかめるようになったお子さんは、鼻をかむのも効果的ですよ!


機内でのミルクはどうする?
ミルク育児のママにとって、機内でのミルクは特に心配なポイントですよね。
子連れで飛行機に乗る場合、機内でのミルク対策には主に次の3つがあります。
・CAに作ってもらう
・搭乗前に作っておく
・液体ミルクを利用する
「CAさんがミルクを作ってくれるの?!」
と驚かれることも多いですが、CAにお願いすると必要な量のミルクを作り、冷まして持ってきてくれるサービスがあります。(※LCCや外資系の会社ではお湯のみの提供となる場合もあります。)
また、私がミルク育児の元CAの友人と飛行機に乗った際、液体ミルクを哺乳瓶に入れるお手伝いをしたことがありました。



ママがやけどをする心配もなく、手軽で感動しました!


お気に入り動画を事前にダウンロード
子どもの機内での暇つぶし対策はママが一番悩むポイントのひとつではないでしょうか。
私も息子は小学生になりましたが、飛行機に乗る前は今でも必ず対策をしています。
・100円ショップで息子が喜びそうなものを探す
・好きなテーマの雑誌を用意する(我が家は電車です
・お菓子をちょっと奮発する
・息子の好きな動画を事前にダウンロードする
また、各座席にモニターがある機材(国際線でフルサービスキャリアはほぼあります)と分かっている場合でも、動画のダウンロードは必ず行っています。
国内線でもモニター付きの機材は増えていますが、
・航空会社によってはモニターがない
・同じ航空会社でも、機材によってモニターが付いていない
・予約時はモニター付きでも、急な機材変更で付いていない
というケースも珍しくありません。
子どもって、
「あると思っていたものがない」
と分かった瞬間、一気に気持ちが沈んでしまうことがありますよね。(もっと小さい時には泣かれたこともありました…)
そんな時のためにも動画配信サービスで事前にダウンロードしておくの大切さを、私自身の経験から強く感じています。



ANAでもJALでも機内Wi-FiでYouTubeが見られるようになりました!
しかし、上空でうまくWi-Fiが繋がらないこと多くいので、動画ダウンロードは“保険”として必ずしておくのがおすすめです!


子連れ飛行機で知っておくと安心なポイント


空港や機内での過ごし方について、
「知っているだけで安心できること」は意外とたくさんあります。
空港から機内まで、航空会社が行っている子連れ向けのサービスの中には、Webサイトには記載されているものの、
実際にはあまり知られていないものも少なくありません。
「え?そんなことまでお願いできるの?」
と驚かれるような内容も含めて、初めての子連れ飛行機でも気持ちがぐっと楽になるポイントをご紹介します。
空港にはどのくらい前につけば良いか?
こちらは私のインスタグラムのフォロワーさんからからも一番多くいただく質問のひとつです。
また、GW、お盆、年末年始はさらに上記の時間よりもさらに早めに到着するのが安心です。



おむつ替えや食事、お土産選びまで済ませたいなら、
早く行くに越したことはないですよ!
早く着きすぎたより、ギリギリだった…の方が何倍も疲れます。
グランドスタッフにお願いできること
子連れで空港を利用するママの中には、
「周りに迷惑をかけないように…」
「できるだけ自分でなんとかしなきゃ」
と、無理をしてしまう方も多いのではないでしょうか。
でも、体がしんどい時や余裕がない時は、グランドスタッフに頼って大丈夫です。
例えばこんな状況の時…
・中腰続きの育児で腰痛が辛い
・第2子の妊娠中
・抱っこ紐の中の赤ちゃん+もう1人幼児がいる
そんな時は、次のようなお願いができます。
・赤ちゃんと幼児を連れているので、機内に持ち込む荷物を持ってほしい
・到着時に、ベルトコンベアーから荷物を取るのを手伝ってほしい



「一言お願いするだけで、体の負担がかなり減る」
それが、グランドスタッフの心強いところです。
CAにお願いできること
CAにお願いできることの1つとしてすでに「ミルクの作成」についてご紹介しましたが、子連れママにとって本当にありがたいサポートがもうひとつあります。
赤ちゃんのお世話に集中していると、自分がトイレに行きたいことを忘れたまま搭乗してしまう…
そんな経験がある方も多いのではないでしょうか。



そんな時は、遠慮せずCAに声をかけてみてください。
赤ちゃんを抱っこしてもらえるので、ママも安心してトイレに行くことができますよ。
実際に、ママさんCAも多く私自身も息子の抱っこをお願いしたことがあります。



CA時代は、赤ちゃんを抱っこしたくて、こちらからママに声をかけに行くこともありました!
周囲への配慮で気が楽になったこと
私が今でも続けている、自分の気持ちが少し楽になる周囲への配慮があります。
近くにビジネスマンの方や、大人だけで旅行されている方がいらっしゃる場合に、搭乗後、タイミングを見て一言ご挨拶をすることです
「子どもが泣いてお騒がせしたら申し訳ありません…」(3歳くらいまで)
「子どもがお騒がせしたら申し訳ありません。」(3歳以降)
たった一言ですが、先にお伝えしておくだけで、自分自身の気持ちに余裕が生まれます。
実際に私が声をかけた方からは、
「子どもが泣くのは仕方ないよ〜!」
「気にしないで!お母さん大丈夫だよ!」
と、あたたかい言葉をかけていただくことがほとんどでした。(これまでの経験では、嫌な反応をされたことはありません)



人見知りのママには勇気がいるかもしれませんが「その後が楽になる!」少しだけ勇気を出してみてもらえたら嬉しいです。
機内でのケガ
「機内でケガすることなんてある?!」
と思われるかもしれませんが、実は機内には子どものケガにつながりやすい場所がいくつかあります。
・シートベルトの金具(→珍しくて触っているうちに、指を挟んでしまう)
・テーブルの金具の部分(→ 指や爪を挟みやすい)
・座席の脚(転んでぶつけてしまう)
・トイレのドア(指を挟みやすい形状のものもある)
私がCAとして乗務していた頃、テーブルの金具に指を挟んで流血してしまったお子さんの対応したことがあります。
また、息子と一緒に搭乗していた時には、1歳くらいのお子さんが立ち上がった瞬間に転び、座席の脚に頭をぶつけて流血してしまった場面に遭遇したこともありました



子どもの機嫌もあるし、ママも気が休まらないですが、機内でケガをすることもあると知っておくだけで、
目を向けるポイントが変わり、予防できることもあると思います!


子連れ飛行機の持ち物


「初めての子連れ飛行機…一体、何をどれくらい持っていけばいいんだろう…?」
私も生後1ヶ月の息子と初めて飛行機に乗る前日、同じように漠然とした不安を抱えていました。
これまで息子と何度も子連れで飛行機に乗ってきた経験から
・機内に必ず持ち込んでいるもの
・実際に「持ってきてよかった!」と感じたアイテム
を中心にご紹介します。
機内に必ず持ち込むもの
年齢によって持ち物は変わりますが、
「機内に持ち込んでいないと本当に困るもの」
は共通しています。
私が息子との子連れ飛行機で毎回必ず機内に持ち込んでいたものが、以下の7つです。
※③〜⑦は、息子が小学生になった今でもマストで持ち込んでいます
①おむつ&お尻ふき(おむつ卒業まで)
②ミルクセット(ミルク卒業まで/母乳の方は授乳ケープ)
③おやつ、飲み物(食べ慣れたもの/特別感のあるもの・耳抜き対策にもなるもの)
④着替え(嘔吐・飲み物をこぼした時に「持っていて本当によかった」もの)
⑤ウェットティッシュ(お菓子を食べた後、嘔吐時にも大活躍!)
⑥おもちゃ(幼児用雑誌・シールブックなど音の出ないものが◎)
⑦タブレット端末(動画の事前ダウンロード/機内モードで遊べるアプリ)
実際に役立ったアイテム
「これは持っていて助かった…!」
と実感したアイテムがあります。
実際に役立ったのは、以下の4つです。
①抱っこ紐(航空会社によってルールは異なりますが、抱っこ紐のまま着席できると両手が空いて本当に楽)
②ペットボトルキャップ(ワンタッチで飲めるので子どもを抱いたままキャップの開け閉めが不要!)
③子ども用イヤフォン(動画を見るようになったら必須。周囲への配慮にも◎)
④滑り止め(国際線で機内食が出る時、トレーの下に敷くだけで子どものひっくり返しを予防!)



④は息子が何度か機内食のトレーをひっくり返しそうになった経験から、100円ショップの滑り止めを持って行くようになりました!
年齢別にもう少し詳しくまとめた持ち物はこちらの記事↓で詳しく紹介しています!


国内線と国際線で戸惑いやすい違い


国内線と国際線は同じ飛行機でも違いがいくつか違いがあります。
特に子連れ飛行機の場合、知らないと保安検査で戸惑いやすいポイントが国際線にはあります。
ここでは、初めての子連れ国際線で事前に知っておきたいポイントをご紹介します。
離乳食の機内持ち込み
離乳食は、国内線・国際線ともに機内へ持ち込むことができます。
ただし、保安検査の通過方法に違いがあります。



国際線で離乳食を持ち込む場合、離乳食を必要とする乳幼児と一緒に保安検査を通る通ることが必須です!
ママとパパが別々に保安検査を通る場合は注意してくださいね!
持ち込みルールの違い
国内線と国際線では液体物の液体物の持ち込みルールに違いがあります。
そのため、離乳食やミルクを持ち込む際も国際線では注意が必要です。



リップクリーム・目薬・ハンドクリームなども対象です。
透明のジッパー付き袋に入っていないと、保安検査を通過できません!


搭乗日に急な発熱、体調不良の時はどうする?


子どもって、
「こういう時に限って…」
というタイミングで熱を出しませんか?
実際に私も息子が6歳の誕生日旅行として沖縄へ行く直前に息子がアデノウイルスにかかり、飛行機の予約を変更するという経験をしたことがあります。
無理せず航空会社に連絡を
「せっかく高い航空券を取ったし…」
「休みもとったし…」
と無理して飛行機搭乗をされる方、結構いらっしゃるんです。



グランドスタッフ時代にもCA時代にもよくいらっしゃり、拒否はできないのですが、無理して搭乗されるのは本当にやめていただきたいものです…
もし、急な発熱や体調不良、ケガで行けない場合には航空会社の予約センターに早めに電話をしましょう!



焦って航空会社のWebサイトやアプリで自分で解約しないようにしてください!
予約センターに繋がるまで時間がかかることもありますが、必ず予約センターの指示に従って解約や変更をしてくださいね。
実際に経験して感じたこと
私が息子のアデノウイルスで沖縄旅行が予定通りに行けなかった時「これはやっておいてよかった」と感じたことがあります。
・旅行の変更を早めに決断する
・例:「ANA 急病 キャンセル」などで検索をし、自分の搭乗予定の航空会社の該当ページを確認する
(診断書に書く内容ややるべきことがわかる)
・病院に行く際に診断書を依頼する
子どもの急病時、ママがやることはただでさえも膨大です。(食べられそうなものを買ったり、水分補給させたり…)
そんな時でも病院への訪問が1回で済ませられるように事前に航空会社のWebサイトを確認してから病院へ行くのが良いと感じました!


子連れ飛行機 まとめ
初めての子連れ飛行機は、出発前から当日まで不安が尽きないものですよね。
私自身、CAの経験があっても生後1ヶ月の息子との初めての飛行機は
「これで大丈夫かな…?」
と何度も自問していました。
でも、
✔ 空港で使えるサービスを知っておくこと
✔ 機内で起こりやすいことを事前にイメージしておくこと
✔ もしもの時の対応を知っておくこと
これだけで、子連れ飛行機の不安はぐっと減らせます。
この記事が、
「初めての子連れ飛行機が怖い…」
「ちゃんと準備できているか不安…」
そんなママの背中を、少しでもそっと押せたら嬉しいです。
無理せず、頼れるところは頼って、ママと赤ちゃん&子どもにとって安心な空の旅になりますように。

